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トップページ >> マリンインタビュー >> 角野章さん

角野章さん

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

日本舟艇工業会の事務所前にて
藤枝菜生みなさん、こんにちは!マリンキャスターの藤枝菜生です。
先日マリンイラストレーターの高橋忠美さんの「海の駅」各駅クルーズが大成功に終わりましたね!この企画には、Tadamiさんのクルージングを裏からしっかりと支え続けたサポーターの皆様がいらっしゃいます。今回は日本舟艇工業会の企画室長であり、NPO法人海の駅ネットワークのご担当である角野さんにお話を伺います。
というわけで円城寺桜子ちゃんと一緒に銀座にある日本舟艇工業会の事務所に到着!1年間という長丁場での企画を成功に導くためにはきっと様々な苦労や感動があったことでしょう。クルージングの裏話や、海の駅への熱い想いをしっかりお聞きしてきたいと思います。


これからお話を伺います! ●菜生:先日のTadamiさんの報告会での司会、お疲れ様でした。報告会は大盛り上がりでしたね。

●角野さん:ありがとうございます。Tadamiさんの経験が生の声で語られていて、とても貴重だったと思います。あんなに可愛いタグボートで3200キロも走破したわけですから、Tadamiさんは本当にすごいですよ。

●菜生:3200キロって言われても凄すぎていまいちピンとこない数字ですね。(笑)

●角野さん:余程海好きの人間でないと出来ない達成不可能な企画だったと思いますよ。Tadamiさんも、心底海が好きだったんでしょうね。

「海の駅」各駅クルーズ ●菜生:先日の報告会、昨年の壮行会での司会をはじめ本当に大変だったと思いますが、実際に裏方としてはどんなお仕事をされていたんですか?

司会者は角野さん ●角野さん:クルージングプランを考えたり、そのための資金を集めなどをしました。たとえば行く先々の海の駅では船を係留しなければいけないので結構ビジターバース料がかかるんですよ。そこを何とか安くしていただけないかといったお願いをしたりしました。
あとは、基本はレッドミニ1艇で動くんですが、潮岬などの難所は念のため伴走艇を用意したり。それをカメラ船として使ったりしました。


●菜生:安全で快適なクルーズのために幅広いサポート役に徹していらっしゃったんですね。
盛り上がる報告会
先日行われた報告会では、多くの海の仲間が集いました。写真右端が当日司会をされた角野さん。

日本舟艇工業会 ●引き続き1年間の苦労話や、海の駅についてのお話を伺いました!

●菜生:1年を通してのサポートは大変でしたよね。何か苦労されたことはありますか?

●角野さん:やはり天候が相手なので、悪天候でクルージングがしょっちゅう左右されましたね。せっかく船の置いてある目的地まで行って「さぁクルージングだ!」となっても、天候が悪くて結局東京にとんぼ返りなんてことも何回かありましたよ。
●菜生:う~ん、しょっちゅうとんぼ帰りってかなり辛いですね。暑い時だと「しょっしゅうお見舞い」ですね(笑)

●角野さん:でもTadamiさんはあのとおり気さくで豪快な方なので、ダメな時はダメ!って潔く諦めてましたね(笑)この一年でTadamiさんは20回前後東京と目的地間を往復したのではないかなぁ。
裏方として尽力された角野さん
●菜生:ところで角野さんは元々マリンとはどういう関わりがあったんですか?

●角野さん:青森のすごい海沿いの田舎で育ったので波の音を聞いて育ったんですよ。親父と一緒に手漕ぎの和船で釣りに出たり、子供達どうしでのったりしてたので海は身近な存在でした。

●菜生:小さいころから海に慣れ親しんでいらっしゃったんですね。

●角野さん:そうなんです。船遊びは大好きだったくせに、いつも船酔いとの戦いでしたね(笑)

●菜生:それは大変でしたね(笑)

●角野さん:はい。私は20年位前からマリーナを作る仕事をしてきたのですが、今回Tadamiさんのクルージングをお手伝いさせてもらって、改めてマリンの楽しさや、海の仲間のつながりの深さを確認できましたよ。今回のイベントはメインスポンサーがなく個人個人のバックアップにとても助けられましたね。


海の駅ネットワーク ●菜生:改めて伺いますが、海の駅ってどういうものなんですか?

●角野さん:簡単に言うと海から誰でも気軽に安心して立ち寄れる港のことなんですよ。港と一口に言ってもマリーナ系、港湾系、漁港系の3種類あるんです。 平成12年に広島県呉市の豊町のまちおこしメニューとして立ち上がって、当初は7駅からスタートしました。現在全国に拡大中で、現在海の駅は121箇所もあるんですよ。

●菜生:年々増えているんですね!

●角野さん:そうですね。今は海の駅の数をとにかく増やす、というよりは海の駅の質・内容を重視していきたいですね。
●菜生:質・内容を重視というのは、具体的にはどんなことをされているんですか?

●角野さん:「海の駅」街づくり委員会を発足させたんですよ。海の駅の共通理念を確認した上で、もっと人の集まる、開かれた場にしたいんですね。海の駅が地域起こしや街づくりのきっかけとなればいいなと思っています。
「海の駅」街づくり委員会報告 ●菜生:なるほど。委員会のみなさんの共通理念とはどういうものなんですか?

●角野さん:いくつかありますが、地域振興と安全啓発などですね。 これらの活動は、NPOだからこそ利害を超えてできる教育や啓発活動でもあると思うんですよ。

●菜生:むむ、なんだか難しそうですね(笑)安全啓発とは具体的にはどんな内容なんですか?

●角野さん:現在の教育では海川は危険だから自由に行くべきではないというような一方的なものになりがちなんですね。けれど海は正しく安全に遊べば自然の楽しさや偉大さが学べる素晴らしい場所なんです。
だから子供達にはもっと海で遊んで欲しいですね。ただ一人では遊びに行ってはいけない、などの最低限のルールは守って欲しい、ということです。

●菜生:素晴らしいお考えですね。ところでこちらの冊子はなんですか?

「海の駅」経営ノート ●角野さん:これは委員会の出している経営ノートです。難しい言葉で長々と書かれているとやはり関係者くらいしか見ないですよね。だからTadamiさんのイラストを使ったり、文章も分かりやすくしたりして若い人たちにも気軽に見てもらうようにしたんですよ。

●菜生:本当ですね、Tadamiさんのイラスト、可愛いです!

●角野さん:このイラストには委員会から海の駅へのメッセージも込められているんです。たとえば「努力するところには人が集まる」なんていうメッセージが実は隠れていたりするんです。
●菜生:なるほど。とても閑散として寂しい海の駅からは寝息が聞こえているわけですね(笑)

●角野さん:そうなんですよ。個々でレベルアップするというより、海の駅ネットワークを利用して、エリア全体で協力して向上していくのはどうだろうか。そういった提案を投げかけている内容なんです。
●菜生:常に前向きで改善していこうという姿勢なんですね。

●角野さん:あとは経営ノートや報告書をもとに、勉強会も始めました。こういった活動を通して海の駅をより人々に広く知ってもらいたいですね。

●菜生:そうですね。ところで海の駅ってどういう基準で設置されているんですか?

真剣に聞く2人組 ●角野さん:立派な施設があるかどうかというよりも、人の集まる場所かどうかを重視しています。また、 都市部よりも、観光資源が豊富だったり、海がきれいであるなど地域の強みを持つ港に注目しています。
これからは古くからの伝統がある港を仲間にしたいんですけどね。漁港なんかも味があっていいんじゃないかな。


●菜生:個性的な海の駅が増えていくといいですね!角野さんの理想とする海の駅はありますか?

●角野さん:う~ん、たとえば漁師さんと子供たちが手漕ぎボートで気軽に遊べたりするような親しみやすい海の駅かな。地元の方々が気軽に地域の文化や伝統に触れ合うようなものがいいですね。

●菜生:地域に根ざした、開けている海の駅ですね。これは全国の多くのマリーナも課題としていますね。

●角野さん:そうですね。マリンで遊ぶと言えばプレジャーボートで毎週優雅に遊ぶというイメージがあるかもしれませんが、本当はマリンってもっと身近なんです。
だから年に3~4回でも海で遊べたらいいな、といった人たちがもっと増えてほしいなぁと。要はマリンのファンを増やそう!ということなんです。


和やかなインタビュー
●菜生:では最後に海の駅の今後の展望を教えてください。

●角野さん: NPO海の駅ネットワークは現在東北~東海地域に集中しているので、今後ネットワークを全国に広げていきたいですね。

●菜生:日本中に海の駅を浸透させたいということですね。

●角野さん:はい。海の駅の名称にこだわらなくても、海の駅の理念や活動方針に賛同してくれるメンバーが全国に増えればいいなぁと考えています。
たとえば、普段は海の駅で遊んで、夏なんかは近くの漁港でカヌー遊びを開催したり臨海学校をひらいてくれるなどのネットワークがあればいいですね。


●菜生:楽しそうですね!

●角野さん: 複数の海の駅を利用したクルージングでネットワークを組むなど、海好きの方々のための拠点を将来的には20~30作れたらいいなぁ、と思います。

●菜生:実現したらもっとマリンが身近になりそうですね!

●角野さん:そのためには自治体や漁港や漁師さんたちの協力理解を得なくてはいけないですね。
●菜生:なるほど、地域の方々の協力も必要不可欠ですよね。今日はありがとうございました。

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏

撮影:GEN 瀧学氏
(C) GEN 瀧学氏


真剣なインタビュー風景
海の駅の発展のために熱い気持ちを語る角野さん。
海の駅のパンフレットを持って
経営ノート、委員会報告書、全国海の駅ガイドブックを持って。全て心のこもった力作です。
撮影:GEN 瀧学氏 一年間にわたるサポートのお仕事でご苦労された話を、苦とも思わず楽しそうにお話しされる姿からは、角野さんも海が大好きな方なんだということが十分に伝わってきました。また、裏方さんと割り切って仕事をきっちりこなす皆さんに支えられて、Tadamiさんもとても心強かったのではないでしょうか。角野さんを初めとしたスタッフの皆さん、一年間お疲れ様でした。

撮影:GEN 瀧学氏 海の駅はスタッフの皆さんの積極的な勉強会やイベントを通して、これからもどんどん拡大していくのでしょうね。ただ性急に海の駅を増やすだけではなく、質にもこだわって人の集まる海のネットワークを作りたいという想いにはとても共感できました。このような長期間の視点に立った考え方は、マリン業界全体の発展につながる、素晴らしいお考えだと思います。
これからも海の雄大さ、楽しさをもっと多くの人に感じてもらえる環境作りが進むことを、私達も願っています。

Tadamiさんの前夜祭の様子はこちら
Tadamiさんの報告会の様子はこちら

〒236-0007
住所:神奈川県横浜市金沢区白帆4-4
NPO法人 海の駅ネットワーク
公式サイトは → こちら
電話/045-775-3731
FAX/045-775-1639

藤枝菜生
まちおこしのメニューとして7年前に始まった海の駅が2009年10月現在全国に121箇所もあるんです。

たった7年でここまで発展させた影には角野さんたちスタッフの皆さんのマリンの素晴らしさを広めたいという想いがあったからこそでしょうね。 銀座にて
人と地域を巻き込んで発展していく海の駅、私達も応援しています!桜子ちゃんも私も、次のイベントを早くも楽しみにしていま~す!

マリンキャスター/藤枝菜生

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