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トップページ >> イベントレポート >> アンフィニ51セダン進水式

アンフィニ51セダン進水式

到着です
アンフィニ51セダン

ナスキー笹木さん
ナスキー笹木さん

大きなフック
大きなフック

お酒
お酒

シャンパン
シャンパン準備

シャンパン授与
シャンパン授与

シャンパンを振ります!
シャンパンを振ります!

シャンパンオープン
シャンパンオープン

おめでとうございます!
おめでとうございます!

皆さん乾杯
皆さん乾杯

アンフィニ51セダン
沢口友佳みなさん、こんにちは。マリンキャスターの沢口友佳です。今日は51フィートもある大きなクルーザーの進水式がアタミマリーナさんで行われるという事で、取材にやってきました。クルーザーの進水式ってどんなんだろう。アタミマリーナは熱海市多賀にあって、大島まで1時間くらい。初島へも近い距離にあり、海へ出るにはもってこいの場所です。

アタミマリーナさんに着くと、目の前に圧倒されるクルーザーが出現!私はこんなに大きなクルーザーを生で見たことがないので、この大迫力のクルーザーに私はただただびっくりです。。これからの取材が楽しみです!

今日6月3日のは、台風5号が伊豆半島に接近しています。 雨もかなり強く、風もあり、相当の悪天候。クルーザーを海には出せないものの日程を決めていたこともあり、進水式を決行することになりました。


オーナーさんと2ショット ●友佳:オーナーの小西さん、はじめまして。マリンキャスターの沢口友佳です。今日はおめでとうございます。進水式の取材をよろしくお願いいたします。
●オーナーさん:はい、こんにちは。よろしくお願いしますね。

●友佳:今日は台風5号が接近していて、海には出られませんが、良い進水式になればいいですね。
●オーナーさん:そうだね。船を注文してから出来上がるまで10ヶ月かかったので待ちに待ったって感じだね(笑)台風で海は荒れているけど、スクリューを海に入れてエンジンをかけて火入れまでしてくれるので嬉しいね。今日のためにどれだけ待ったことか。

●友佳:ところでオーナーさんはこの艇は初めてなんですか。
●オーナーさん:いやいや以前には28ftのクルーザーに乗ってたんだけどね、今回この艇に変えたんだよ。

●友佳:このクルーザーを選ばれた理由って何ですか。
●オーナーさん:このクルーザーは日本の海にとても合ってるんだよ。日本の高波にも負けない設計をしていて、波が荒いところでも安全なんだよね。

●友佳:以前からクルーザーに乗られていると、もう海は知り尽くしていらっしゃるでしょうね。
紅白テープ ●オーナーさん:そんなことはないよ。海は知っているけどね、奥が深い。生半可な気持ちで海へは出られないよね。

●友佳:さすがです。先ほどデジカメで写真を撮っていらっしゃいましたが、やはりご自分の船を目の前に感動はひとしおでしょうね。進水式を目前にして、今、最高にワクワクされているのではないでしょうか。
●オーナーさん:自分の手元に船がきて、進水式をむかえることができて言葉では言い尽くせないね。

●友佳:私も進水式に立ち合うことができて、とても嬉しいです。船首の紅白のお花が誇らしげですね。

新谷さんと笹木さん ●友佳:新谷社長さん、こんにちは。ボートメーカーさんとしてこのボートの特徴を教えて下さい。

←クリエイション新谷社長(右)
 ナスキージャパン笹木社長(左)
●新谷さん:そうだねぇ。やはり日本の荒い海に合わせた設計になっているところが一番の特徴かな。

●友佳:スクリューが2枚付いてますね。初めてみました、あんなの。

●新谷さん:良く気がついたね。「CREATION INFINI51 セダン」は最新の技術を使っていて、2枚つけることによって、安定性の向上やより高い効率を目指してるんだよ。それにプロペラの向きも飛行機と同じで進行方向に向けるとより効率がよくなることから、そうしているんだよ。
●友佳:普通はプロペラは後ろ向きですものね。

●新谷さん:エンジンはISP600というボルボの一番新しいものを積んでいるんですよ。効率が良いため実馬力よりも出力も大きく感じ、スピードも速く感じますよ。
●友佳:プロペラもエンジンも最新技術なのですね。笹木さんはこのクリエイションさんのアンフィニボートの関東代理店をされているんですよね。

●笹木さん:アンフィニはね、世界でも有数の荒い波の日本に合わせた素晴らしい設計のボートなんだよ。だから販売店としても是非とも扱いたいボートだよね。
●友佳:このボートは高さもかなりありますね

●笹木さん:そうだね地上から16メートル位あるね。このボートは一番上のデッキでも操縦できるし、サロンの中でも操縦できるんだよ。天候を問わないし、サロンでみんなと話しながらの操縦も出来て、楽しいよね。
オーナーさんと社員のみなさまが集合 オーナーさんと社員のみなさまが集合です。
●友佳:みなさんで頻繁に乗られるのですか。

●オーナーさん:急がしいからね。頻繁に乗れるわけではないので、自分の求めてる船を探求していきたいという気持ちがあるんだよ。ボートのコンディションも最高の状態を保っておきたいね。

アンフィニ51セダン
「アンフィニ51セダン」です。間近で見ると想像以上の大迫力!



アンフィニ51セダン

ハーバースタッフ ●友佳:とても大きな船台ですね。

●ハーバーマスター:そうですねぇ。51フィートのクルーザー用だからね。このクルーザーのためにコンクリートも打ち直したし、フックやロープも大きなものに変えたんだよ。

●友佳:コンクリートもですか。すごいです。クルーザーを押しているトレーラーはなんですか。

●ハーバーマスター:船台に乗せて海に進水させるとき、船台を押してあげるのがプルというハーバー用の車両なんだよ。船台に乗ったクルーザーを船台ごと押していくんだよ。船台は太いロープで引っ張って、ゆっくりとスロープで海までおろすんだ。51フィートの船用だからいろいろな装置も強力だよ。

●友佳:プルって力持ちなんですね。

●ハーバーマスター:今までアタミマリーナでは40フィートくらいのクルーザーはあったけど、今回これが入ったのでアタミマリーナの中ではこれーが一番大きいクルーザーになりますね。この船が入ることになったので、アタミマリーナでは大型艇も対応できるように設備投資をしたんですよ。

オーナーさん(左)と社員さん(右)と小林社長(中) ●いよいよ進水式がスタートです。これからどのような進水式になるのか楽しみです。

●友佳:いよいよ進水式ですね。

●オーナーさん:そうだね。悪天候だけど、無事に行えるといいね。楽しみだね。

●友佳:ところで小林さん、今回51フィートのクルーザー用にかなりの設備投資をされたようですね。

●アタミマリーナ小林社長:そうですね。陸での船の保管のために事務所の下をコンクリートベースを強化し、広くしました。今まで、アタミマリーナにある中ではトヨタの38フィートが一番大きかったんですよ。やはり51フィートになると、大きいし重いしね。安全にも配慮してきちんと対応しておかないとね。

シャンパン授与 アタミマリーナの小林さんから、オーナーさんにシャンパンの授与です。
お二人とも素敵な笑顔ですね♪
●友佳:小林社長からシャンパンが授与されましたね。

●オーナーさん:そうだね。これからいよいよ進水式が始まるわけだから、10ヶ月の建造段階を考えると待ちに待ったって感じだね。

●友佳:私、初めてシャンパンオープンを生で拝見するんです♪

●オーナーさん:そうなんだ。もうすぐ、シャンパンオープンが始まるよ。

シャンパンオープン!
アタミマリーナの小林さんから、オーナーさんにシャンパンの授与が終わり、いよいよシャンパンがあきました。みなさんでクルーザーに向かってシャンパンオープン。「それー。いけー。」と大歓声!オーナーさんと社員のみなさまが最大に盛り上がっていた瞬間です。私まで万歳をしたくなりました。写真の上の方に注目です。コルクが宙に舞っています!素晴らしすぎます(笑)

船に向かいシャンパンをかけるみなさま ●友佳:シャンパンオープンみなさん笑顔ですが、シャンパンオープンの気持ちはいかがですか。

●オーナーさん:いやぁー。これからこのクルーザーが海に出て行くことにワクワク感でいっぱいだね。

●友佳:なぜ、数あるマリーナの中でアタミマリーナを選ばれたのですか。

●オーナーさん:なにより、アタミマリーナはオーナーをとても大事にしれくれるんだよ。今日のような悪天候の日になかなか水につけてエンジンをまわしてくれるところはないんだ。我々オーナーにとってもっとも良い環境があるがあるのがこのアタミマリーナなんだ。水が綺麗だし、温泉もあるし、新鮮な魚も食べられるからね。(笑)

●友佳:進水式という素晴らしい日を迎えられてお気持ちはいかがですか?

●オーナーさん:こんな体験は一生できないからね。一生の思い出になったね。

●友佳:このような素晴らしい日に私も立ち会えて光栄です。これから、このエンジンプロペラが海中に入っていくのですね。

●オーナーさん:そうだね。プロペラが海中に進水して、それからエンジンをつけるんだ。

●友佳:こんなに大きな船がエンジンをつけるのだから、進水式が楽しみです。
エンジンプロペラにシャンパンをかけるオーナーさん(右)と小林社長(左)
エンジンプロペラにシャンパンをかける。小林さんと、オーナーさんです。 ボートに日本酒とお塩をかけてお清めをします。
テープカット ●友佳:待ちに待った進水式ですね。いよいよテープカットが行われます。

●オーナーさん:そうだね。エンジンに火を入れるということは、艇の命が宿ることを意味するからね。この体験はなんともいえない自分の分身が旅立っていくような感覚だね。

●友佳:今日は雨天でしたが、日本酒とお塩で艇へのお清めが完了し、進水していく艇を見守るのみとなってきました。

●オーナーさん:アタミマリーナさんの計らいで海水につけて、エンジンに火をいれました。つまり、スタートさせたと言う意味です。台風接近の中、進水式を決行していただいたので達成感が2倍ですね。

●友佳:オーナーさんは、台風の中進水式ができることの大変さを知っていらっしゃるのですね。アタミマリーンさんの方々に丁寧にお礼を言われていたのがとても印象に残っています。


●オーナーさん:こんな体験は一生できないからね。一生の思い出になったと思うよ。でも、6月の台風が残念だね。きっとこの艇もその荒波に負けないでくれることだろうね。

●友佳:きっと負けない走りが期待できますね。「こんな体験は一生できない。」と言われていますが、私はこれから2艇目、3艇目とお持ちになっていくのではないかと、勝手に推測しています。(笑)

●アタミマリーナ小林社長:私もきっとそうだろうと思うよ。(笑)

●オーナーの弟さん:建造中はワクワクした気持ちになるからね。船を目の前にするとやはり感動はひとしおだよね。

●オーナーさん:僕も今日の進水式で船を目の前にすると、感動でデジカメで写真をたくさん撮ってしまったよ。

●友佳:ところで、この船の名前は「コンフィアンツァ」ということだそうですが、どのような意味なのですか?

●オーナーさん:これはね。スペイン語で「信頼」という意味でね。仲間との絆ということを表しているんだ。

●友佳:スペイン語だなんてカッコイイ!信頼を大切にされていることが伝わります。それでは進水式が無事に終了したところで、屋外一番上の操縦席の前で写真を撮らせていただけませんか?

●アタミマリーナ小林社長:51ftものクルーザーの上から見る景色はとても素晴らしいね。

●友佳:この一番上の操縦席からの景色は、まるで海を独り占めしているようですね。

●オーナーさん:今日のような台風の日に進水式が無事終わり、とても嬉しく思う。これからこの艇と共に、海を楽しんでいきたいと思ってる。

●友佳:そうですね。この艇が素晴らしい海のロマンとめぐり合えるように祈っています。その際には、私も操縦席の隣で見学させて下さいね。今日はありがとうございました。

一番上のデッキの操縦席にて 無事進水式が終わりました。とても素敵な進水式でした♪
オーナーさん(中)とアタミマリーナ小林社長(左)

テープカットだよー!
テープカットだよー!

紅白幕!
紅白幕!

お清め準備
お清め準備

お清めはオーナーさん
お清めはーナーさん

2枚のスクリュー
2枚のスクリュー

沢口友佳
デッキにて

お塩でもお清めです
お塩でもお清めです

スロープを下ります
スロープを下ります

もうすぐ海面
もうすぐ海面

スクリューが海へ
スクリューが海へ

火入れ式完了
火入れ式完了

スタッフの方々
お疲れ様です!


屋外の操縦席から万歳! 進水式も無事終わりました。クルーザーの進水式って初めてでしたが、やはり海へ入るためのきちんとした儀式でした。台風5号が接近してくる中での進水式は、波が荒く実際に海に出ることは出来ませんでしたが、アタミマリーナさんの粋な計らいで、スクリューを海中に入れるところまでスロープで下ろし、スクリューが完全に海中に入ったところで、オーナーさんがエンジンスイッチを入れてスクリューを回し、無事エンジンの火入れが出来ました。写真が逆光でオーナーさんたちがシルエットになりましたが、その分余計に今回の進水式の喜びが大きく伝わってきます。

紅白のぼりがかけられたアンフィニ51セダン 51フィートのクルーザーを受け入れるために、アタミマリーナさんではスロープの拡幅工事を始め、けん引ロープを太いものに変えたり、コンクリートの陸置き部分の強化や、プルの大型化など、大きな設備投資をされました。手を抜かない安全へのしっかりとした配慮はアタミマリーナさんの伝統ですね。無事進水式を終えた、アンフィニ51セダンの優雅で勇壮な姿は、エンジンに無事火入れした安堵感に満ちあふているようです。これからオーナーさんたちは何回も海に出られるでしょうが、この進水式があるからこそ、安全で楽しいクルージングができることだと思います。

〒413-0102
静岡県熱海市下多賀541-18
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公式サイトは → こちら
電話/0557-68-2316
FAX/0557-68-0186

マリンキャスター
オーナーさんと2ショット☆
やはり、海は大きな自然。単に楽しむだけでなく、このような儀式を通じてこそ、荒れ狂う海への畏敬の念や、無理をしない勇気などがきちんと身についてくるのかも知れません。友佳も海が大好きですが、この進水式を通じて、海という大自然への新たなる真摯な感覚を得られたような気がします。アタミマリーナさんのオーナーさんを大切に思う気持ち、そしてオーナーさんの海に向き合うきちんとした心が一つになって、このような立派な感激溢れる進水式になったのだと思いました。 これからも安全第一に、海を本当に楽しんでいただきたいと思います。

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